ズートピア
見てきました!ズートピア!
ディズニー映画ってなかなかに好み分かれますし、ううんあんまり好きじゃなさそう、と思って行ったのですが…。
あぁ~こここういう社会問題を取りあげてるんだ~
はは~なるほどここはこういうメッセージがあるんだ~
と色々見ていくうちに思ったのですが、最後のニックの
「俺のこと好きなんだろ?」
か、か、かカッコイイ~~~~~!!!!
このセリフにやられました。というか色々面白い作りしてるな~とか考えるところはあったのですが、一番の感想としては、ニックとジュディが可愛すぎて、か、かわいい!!しか出てこなかったです。
私のすんでる地域では、日本語吹き替えバージョンしか放映していなかったので、強制的に吹き替えなんですが、いやこれはむしろ吹き替えで見てよかったなと思いました。
上戸彩さんだ、とテレビで聞いた時はイマイチじゃ…と思ったんですが、めちゃめちゃよかったです。「上戸彩さん」じゃなくてジュディになっていました。ほんと、それくらい忘れました。
ニックはもう流石としか言えないです。森川さんは本当ベテランで…カッコ良いし切ないしたまらなくなりました。
ということで総じてニックとジュディが可愛かった、声のキャストも素晴らしかったです。
で、中身。
「ただの面白い映画じゃない、差別とかを示唆してるんだって」
と前評判で散々聞いて萎えてたんですが(天邪鬼なもので)いやこれはうまく作られているなと思いました。
・人種差別(メインテーマ)
・性差別
・地域格差
・マスコミ報道
動物世界に現実世界を落とし込むことで、ここら辺のことが描きやすくなってるんだろうな、と。
「正解がもし100人の村だったら」を思い出しました。
まずあの田舎感。
こちとら田舎に住んでいるもので、めちゃめちゃ心にくるものがありました。いるよね、ジュディみたいな女の子。それで、ああいう親も。
小さい世界で生きている人たちをうまく描いている。
で、田舎からズートピアに電車で向かうシーン。ここ、個人的に一番最初の泣きポイントでした。
あぁ~都会ってこんな感じだよね、わかるわかる。と思いました。
人種差別、性差別については言わずもがな。
ニックの過去の話が一番切なかった。悲しいことを強いられるのは必ずしも世間一般の「弱いもの」ではないのだな、と。
マスコミ報道。これもわかりやすい。
報道は常に正しいわけではない。事実を歪められて伝わることだって普通にあり得る。
全体とて、やっぱり現実世界の落とし込みが本当に上手かった。
し、映画全体としてもダレることなく観ることができました。
黒幕はまぁ正直途中からわかりやすくはなるんだけど…あらかじめ期限が決められた中での捜査、なので、見てるこっちもそわそわ、というか。ある意味スピード感がありました。
それでやっぱり時が過ぎるとともにニックを好きになっていっちゃうんですよね。笑
見ている人みんなだと思うんですけど、ジュディがニックに二回目に会いに行く「また頑張りすぎちゃって…」のシーンはもう本当たまんないですよ。
兎にも角にも、総じてめちゃめちゃ良い映画でした!(小並感)
見てない人は間に合うように映画館へGO!