Re:LIFE

ーー脚本を書くということは、大海原に飛び込むようなものだ。

 

ブコメをたくさん書かれてらっしゃる監督さんの書いた作品だからみやすいだろうと思って見始めました。

いやしかしラブコメ、ではなかったですね。ヒューマン映画。って言うんでしょうか?

 

どうしようもない男、キース・マイケルズが主人公。

彼は落ちぶれた脚本家で、大学教授としてリスタートを切る、という流れ。

 

前半は本当どうしようもない。

生徒と寝るし、授業は1ヶ月の休校、酒に酔って暴言を吐く始末。

けれど、途中のある授業で彼は変わっていく。何度も何度も失敗しながら、新しい人生を歩んでいく…。

 

映画が好きならたまらない映画だと思う。随所随所で映画の話が出て、あ〜それもみてみたいな〜って思いながら見ました。

(余談ですが、回転木馬のシーンが「抱きしめたい」を彷彿してちょっと「おお…」となった、という話もあり…)

 

個人的に一番響いたのは、

「君はどうしてそれ書いた?」

「何を伝えたい?」

「君の好きな作品はどんな話だ?」

というくだり。

「何を伝えたいのか?」これが、今の自分に一番足りないものなのかもしれない、と思った。常に考える、考え続ける必要がある。人間だものね。

 

まぁとにかくも、最後のシーンがよかったです。

息子からの電話。良い終わりだ…。

やっぱり読後感、というかその見終わった後が爽やかな映画は良いと思います。

 

あとは、エンディング。

モンスターズインクみたいで楽しかった!バクマンのエンディングも秀逸ですよね。コナンのエンディング終わりの小話も面白いけど、最後まで飽きさせないつくりの映画というのは本当に良いものです。

 

 

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